私について
私は昭和40年代出産ラッシュのピークに当時40歳だった母から産まれました。
三女だった私は、のほほ~んと(いや、自分なりにはあれやこれや悩みもあったが)青春時代を過ごし、28で結婚。
んで順調に長女出産、長男出産、そして約10年後・・・めでたく(!?)離婚!
今思えばあっというまの結婚生活10年余りだが、それまで自分中心にのほほんで生きてきた私には、まさに「修行」いや「苦行」の10年間でした・・・
それに正直、私は絶対離婚はできないと思ってました。
元旦那は実家家業の跡取り息子、私は本家の嫁、姑と同居、そして田舎!(汗)
親戚やらご近所さんやらお客さんやらが年がら年中家に出入りし、 私はお茶を出し噂話を聞き(誰の話だよ何の話だよ訳わからんはあたりまえ)、うんうんうなづいたりニコニコしたり。
でも誰のどんな話を真剣に聞いてるふりしても、実はいつも自分が一番深刻だった。
誰にも言えなかったが、旦那とは完全に終わっていた。
ってか実家のくせに、旦那、仕事以外はほぼ家にいなかったし!
はい、完全に仮面夫婦でした。
そんなある日、日常的夫婦ケンカの末、旦那から別れよう発言。またそれ?いや、今度は本気だ!と姑にも言い放ち。
まさか、この船か?この船か!?この船なのかーーー!!??
もしかしたらこの船に乗り遅れたら、私にはもう何もないかもしれない。
アウェー(旦那の身内ばかり)であるこの地で、自ら船を出すことは絶対にできない。
下手したら子供奪われるかもしれない。
しかしこの男は自ら、別れよう、養育費は払うから。とはっきりと言い放った。
それは子供を手放す、ということだよね?
それならば、今なんじゃないか。人生変えるチャンスじゃないか?
でも、土地柄とかいろいろあり、すぐには別れられなかった。
私だってやはり迷った。ここでようやく親や友達にも相談。
そして約1年後にようやく私と子供2人で旦那と姑の住む家を出ていきました。
小型の引越し屋さん呼んで・・・田舎だし目立ったよなー(^^;
でもでも、私にとっては新たな人生の始まりでした。
不安はもちろんあるけど、私はもう鳥かごの鳥ではないのです。
〇〇の嫁、~屋の嫁ではなく、自分のための自分なのです!
それに、私には宝物が2人いる。
今、40数年間生きてきて、一番幸せ。生きててよかったと思える。
(もちょっと給料よければ、なお幸せ(笑))
シングルになって3年目。いやいや実はこれからだよね~きっと色々;